想い想われ
君は何を想うの?
僕は何を想うの?
君の中の僕は小さくて、僕の中にいる君はとても大きい存在。
2人で無言のまま見つめあってみる。
なんとなく嬉しいような、淋しい思い出があるような2人。
君の心は清流のようで、静かな音を立てて流れて行く。
僕は静かな音を聴きながらうっとりとしてみる。
木々の囁く声、水のしなやかな音。
僕の心はいつも君を感じる。
「お隣いいですか?」
「どうぞ」
「お住まいはこの近くなんですか?」
「すぐ近くなんです」